プレスリリース

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インドネシア 高効率石炭火力発電事業への参画について

2015年10月23日
中部電力株式会社

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当社は、インドネシアにおける高効率石炭火力発電事業に参画することとし、本事業の事業会社であるチレボン・エナジー・プラサラナ社の出資権益の10%を取得する出資者間契約を締結しました。

本日、本事業会社がインドネシア電力公社との間で25年に亘る長期売電契約に調印しましたのでお知らせします。

当社が海外の石炭火力発電事業に参画するのは初めてとなります。

本事業は、ジャカルタから約250km東に位置するチレボン市に、石炭火力発電所(発電容量約100万kW)を建設し、発電所の運転、保守および売電を行うもので、長期的に安定した収益を見込むことができます。

燃料にはインドネシア産の石炭を使用し、高効率な超々臨界圧石炭火力発電(注)を採用します。

また、複数の技術者を発電所へ派遣し、当社が保有する発電効率および信頼性の高い石炭火力発電の運転技術や知見を活用することにより、環境負荷の抑制に貢献しつつインドネシアの旺盛な電力需要に応えることができるものと考えております。

当社は、今後も市場動向や収益性、リスクなどに留意しながら、着実に海外事業を推進していくとともに、海外で獲得した知見を国内事業に反映することにより、エネルギーサービスの更なる充実につなげてまいります。

(注)超々臨界圧石炭火力発電:発電用のタービンを回す蒸気の圧力・温度を従来より高めた機器を採用することで、発電効率が高く、燃料の使用量と二酸化炭素の排出量を抑制できる最新鋭の石炭火力発電。

別紙

以上

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