プレスリリース

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愛知県との「災害時における停電の早期復旧に向けた連携に関する協定」の締結について

2020年08月04日
中部電力株式会社

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当社は、本日、愛知県(知事:大村 秀章)と、災害による大規模停電に対して両者が相互に連携し、迅速な復旧活動を行うことを目的とした「災害時における停電の早期復旧に向けた連携に関する協定」を締結しました。

両者は今後、本協定に基づき、平時から事前対策や訓練を実施するとともに、災害時には相互に連携し、停電の早期復旧に向け、被害が発生した道路の啓開などを、迅速かつ的確に実施してまいります。

【主な連携内容】

平時

重要施設情報の共有

訓練への積極的な参加

自衛隊への災害派遣要請方法の整理等

災害時

連絡体制の確立

電源車配置先の協議

県管理道路上の支障物(電力設備)除去の連携

停電復旧のための道路啓開の要請

停電復旧のための活動拠点の提供

県民への停電情報・復旧見通しの発信

別紙

以上

別紙

「災害時における停電の早期復旧に向けた連携に関する協定」の概要

平時の連携内容

重要施設情報の共有

両者は、病院、避難所等、優先して停電復旧すべき重要施設について、情報を共有する。また、県は重要施設における自家発電設備の設置等の停電対策の促進に努める。

訓練への積極的な参加

両者は、本協定に基づく連携を円滑に実施するため、双方が実施する訓練等に、積極的に参加する。

自衛隊への災害派遣要請方法の整理等

県は、自衛隊への災害派遣要請を円滑に行うことができるよう、中部電力と協議の上、派遣要請方法等を整理しておくとともに、自衛隊とも情報共有を図る。

災害時の連携内容

連絡体制の確立

中部電力は、大規模な停電が発生した場合若しくはその恐れがある場合、愛知県災害対策本部へ連絡員を派遣し、県との連絡体制を確立するとともに、両者は、連携して停電復旧を進める。

電源車配置先の協議

中部電力は、停電仮復旧のために電源車を配備する場合、仮復旧箇所の重要性・緊急性等を総合的に勘案するとともに、県と適宜協議のうえ配備先を決定する。

県管理道路上の支障物(電力設備)除去の連携

両者は、電力設備が県管理道路の通行に支障を来した場合、連携して支障となっている電力設備を除去する。特に緊急輸送道路等については、優先して除去する。

停電復旧のための道路啓開の要請

中部電力は、土砂、雪、倒木等により道路の通行ができず、停電復旧に支障がある場合、県に対して道路啓開作業を要請できるものとし、県はこれに協力する。

停電復旧のための活動拠点の提供

中部電力は、停電復旧作業に必要となる活動拠点について、必要に応じて県又は県を介して関係機関へ協力を要請できるものとし、県はこれに協力する。

県民への停電情報・復旧見通しの発信

両者は、保有する連絡・通信手段等を利用し、県民に対して停電情報及び復旧見通し等の情報を適時適切に発信する。

(注)本表では、愛知県を「県」、中部電力株式会社を「中部電力」と略式にて表記。

以上

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