プレスリリース

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当社社有地における土壌汚染物質の検出について

2020年09月08日
中部電力株式会社

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当社は、名古屋市港区潮見町地内にある社有地(以下「本土地」)において、土壌汚染対策法および名古屋市「市民の健康と安全を確保する環境の保全に関する条例」(以下「名古屋市環境保全条例」)に定める基準値を超える鉛の検出を確認しました。

このため、当社は、本日、名古屋市環境保全条例第57条の2に基づき、名古屋市環境局へ土壌調査の結果を報告いたしました。

本土地は、工業専用地域に位置しており、近隣約2kmの範囲に居住されている方がいないこと、フェンスにより関係者以外立ち入らないよう措置を講じていることから、汚染によるみなさまへの健康影響はないものと考えています。

引き続き、名古屋市環境局の指導をいただきながら、適切に対処してまいります。

1 土地の所在

名古屋市港区潮見町37番6

2 土壌の調査結果

  • 調査期間:2020年6月11日~2020年8月31日

特定有害物質の種類

土壌溶出量(mg/L)(注1)

土壌含有量(mg/kg)(注2)

汚染区画/調査区画

鉛及びその化合物

基準値
0.01以下

分析結果
0.030
0.034

基準値
150以下

分析結果
基準値以下

2/32

(注1)汚染物質が溶け出し地下水経由で水を摂取する場合の健康被害の影響を確認するための調査項目

(注2)土壌に含まれる汚染物質を直接摂取する場合の健康被害の影響を確認するための調査項目

3 原因

本土地は、2019年3月まで、低濃度PCB絶縁油の無害化処理を行う「絶縁油リサイクルセンター」の敷地として使用しておりましたが、今回、基準値を超えて検出された「鉛及びその化合物」を直接取り扱っておらず、本土地を購入した1996年以前の土地の使用状況を把握することは困難であるため、汚染原因を特定することはできません。

以上

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