プレスリリース

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「中部電力グループ 中期経営計画」の策定

2022年04月28日
中部電力株式会社

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 当社は、本日、「中部電力グループ 経営ビジョン2.0」(以下、「経営ビジョン2.0」)の実現に向けて、2025年度をターゲットとする新たな中期経営目標や、各事業領域の取り組みをまとめた「中部電力グループ 中期経営計画」(以下、「中期経営計画」)を策定しました。

DXの進展や新型コロナウイルスの感染拡大などによる社会構造・生活様式の大きな変化に加え、2050年カーボンニュートラル実現に向けた政策が加速されるなど、エネルギー事業を取り巻く環境は大きな転換点を迎えております。こうした事業環境の激変を新たなビジネスチャンスと捉え、果敢にチャレンジするため、当社グループは、2021年11月に「経営ビジョン2.0」を策定しました。

「中期経営計画」では、経営ビジョン2.0で掲げた、「2030年度に連結経常利益2,500億円以上」の目標達成に向けた中間地点として、「2025年度に連結経常利益1,800億円以上」を目指すとともに、持続的な成長に向けた戦略的投資の実行にあたり、資本効率性を一層重要視し、「ROIC3.0%以上」を目指すことを、中期経営目標として掲げました。

中期経営目標の達成に向けて、まずは、足元で大幅に悪化している収支を2020年度以前の利益水準である1,500億円程度まで早期に回復させるため、当社グループの基盤である国内エネルギー事業の利益回復に取り組みます。具体的には、中部電力ミライズにおける電源調達ポートフォリオの見直しなどにより市場対応力の強化を図るとともに、中部電力パワーグリッドにおける需給調整コストの低減を進めてまいります。また、グループ全体での「かいぜん活動」の強化によるコストダウンも徹底してまいります。

さらに、グローバル事業や再生可能エネルギー事業などへの「戦略的投資の加速」や、JERAおよび日本エスコンなどの「持ち株を通じた成長力の獲得」により、新たな収益源を獲得し拡大させることで、2025年度において2021年度比で300億円程度の利益を創出し、中期経営目標の達成を目指してまいります。

当社グループは、引き続き、コンプライアンスを徹底するとともに、従業員一人ひとりが持てる力を最大限発揮して事業構造の変革に取り組むことで、中期経営目標を確実に達成し、お客さま・社会の皆さまとともに、持続的な成長を実現してまいります。

添付資料

以上

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