プレスリリース

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インドの分散型電源・グリッド事業会社OMC社と株式引受契約を締結

2022年05月31日
中部電力株式会社

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当社は、本日、当社100%子会社Chubu Electric Power Company Netherlands B.V.を通じて、インドで分散型電源・グリッド(注1)事業を展開するOMC Power Private Limited(以下「OMC社」)と株式引受契約を締結しました。今後、規制当局の承認等を経て、OMC社の株式を取得します。

当社が、インドに事業基盤を持つのは初めてとなります。

OMC社は、インドのウッタル・プラデーシュ州(注2)およびビハール州で280箇所の分散型電源・グリッドを運営・管理する企業で、電力供給が脆弱な地域に対し、太陽光発電を中心としたクリーンな電力を蓄電池等と組み合わせて安定的に供給することにより、地域の社会課題の解決に貢献しています。OMC社は、インド国内において今後さらなる事業拡大を予定しており、2030年には5,000箇所の分散型電源・グリッドの開発を目指しています。

当社は、これまで培ってきた送配電・発電設備の運転保守技術を活用し、OMC社の効率的な事業運営に貢献するとともに、クリーンな電力供給を通じて、脱炭素と地域の人々のWell-beingに貢献します。

当社は、グローバル事業において、グリーン領域、ブルー領域、小売・送配電・新サービス領域および新技術領域の4領域を最適に組み合わせることで、脱炭素社会実現に貢献するとともに、さらなる収益拡大に取り組んでまいります。

(注1)分散型電源・グリッド
既存の大規模送電系統とは接続せず、独自で発電から送電・配電までを行う、小規模な発電設備と送配電設備の総称。

(注2)ウッタル・プラデーシュ州
OMC社の事業の中心であるウッタル・プラデーシュ州は、インド最大となる約2.3億人の人口を擁し、GDPは年8%程度で増加。今後も持続的な電力需要の拡大が予想される。

別紙

以上

別紙

OMC Power Private Limitedの概要と当社のグローバル事業戦略

1 OMC Power Private Limitedの概要

会社名

OMC Power Private Limited

本社所在地

インド共和国グルグラム

設立

2011年

事業内容

分散型電源・グリッド事業

事業エリア

ウッタル・プラデーシュ州、ビハール州

代表者

Rohit Chandra(CEO)

【事業エリア】

事業エリアの画像

【分散型電源・グリッド事業のイメージ】

分散型電源・グリッド事業のイメージの写真

2 当社のグローバル事業戦略

当社のグローバル事業戦略の画像


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