プレスリリース
中部電力とUbieが医療・ヘルスケア分野の協業に向けた業務提携に合意 ~症状チェック・医療機関検索から診察・検査結果の共有までを垣根なく一体的にお届けする新たなサービスの創出を目指します~
2022年07月27日
中部電力株式会社
Ubie株式会社
中部電力株式会社(代表取締役社長:林 欣吾、以下「中部電力」)とUbie株式会社(共同代表取締役:阿部 吉倫・久保 恒太、以下「Ubie」)は、医療・ヘルスケア分野などでの協業に向けた業務提携に合意し、このたび、Ubieが実施した第三者割当増資の一部を中部電力が引き受け、Ubieの株式を取得しました。
中部電力は、子会社であるメディカルデータカード株式会社(代表取締役社長:鈴木康之、以下「MeDaCa」)において、オンライン診療ツールの提供や医療機関から個人への検査結果の連携など、医療機関と患者をリアルタイムでつなげる新たなヘルスケアサービスを開発・展開しております。
Ubieは、AIから生成される質問に答え症状をチェックするだけで、関連する病名や、全国の医療機関の中から近隣の医療機関を検索できる症状検索エンジン「ユビー」を展開しており、毎月500万人に利用されています。また、医療機関向けには、患者の問診回答を事前に確認することが可能なサービス「ユビーリンク」などを提供しており、全国、約1万5000軒の医療機関に導入されています。
今後、両社はそれぞれの取り組みを掛け合わせ、症状チェックや医療機関の検索、事前問診結果の共有、診察・検査、アプリを通じた検査結果の患者への共有までを垣根なく一体的にご提供する仕組みの構築を目指します。
また、2023年度には、より多くのお客さまの生活を「便利」で「安心・安全」にする新たな価値をお届けすることを目的に、以下の実現を目指していきます。
- Ubieの問診データとMeDaCaの検査結果データ、中部電力が保有する体重や血圧などのバイタルデータ(注)を掛け合わせ、機能のさらなる向上を図ることで、一人ひとりの症状に合ったより一層ご安心いただけるサービスへの進化
- 中部電力グループが提供する「きずなネット」や「カテエネ」などのサービスとの連携
両社は、今後、様々なデータを活用し、医療・ヘルスケア分野での取り組みをさらに大きく発展させるとともに、お客さま一人ひとりに寄り添い、暮らしを便利で豊かにするサービスをご提供することで、お客さまや社会とともに持続的な成長を実現していきます。
(注)妊婦への遠隔健診サービスなどにより患者から得たバイタルデータを中部電力が管理するクラウド上で保有している。
別紙
以上