プレスリリース

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エアカーテンを活用したゾーン空調システム「AC Zone(エーシーゾーン)」の開発 ~ 快適な作業空間の実現とエネルギー消費量の約40%を削減 ~

2022年10月13日
中部電力株式会社
中部電力ミライズ株式会社
新日本空調株式会社

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中部電力株式会社(代表取締役社長:林 欣吾)、中部電力ミライズ株式会社(代表取締役:大谷 真哉、以下「中部電力ミライズ」)、および新日本空調株式会社(代表取締役社長:前川 伸二、以下「新日本空調」)は、このたび、主に大・中規模の工場のお客さま向けに、快適な作業空間の提供と省エネを実現するゾーン空調システム「AC Zone」を共同開発しました。

11月1日より、中部電力ミライズおよび新日本空調にて、「AC Zone」の販売を開始します。

工場内における作業効率を上げるためには、作業空間を快適な温度に保つことが重要です。一方で、一部のお客さまからは「工場内の作業空間だけに空調を効かせたいが、柱や壁を設置すると作業の妨げになる」「工場全体を空調するとエネルギー消費量が多くなる」等の声をいただいておりました。

3社は、お客さまの声を受けて検討を重ね、作業空間をエアカーテン(注1)で区切り、その中で空調設備を運転させることにより、柱や壁を設置することなく空間内を快適な温度に保つことができるゾーン空調システムを開発しました。本開発品は、建物構造の制約を受けることが少なく、新築・既築を問わず、様々な工場に設置いただけます。

さらに、エアカーテンにより、空調からの冷暖気を作業空間に閉じ込めることができるため、エネルギー消費量の約40%削減(注2)を実現しました。

3社は、今後も、お客さまの生産性向上や脱炭素社会に貢献するとともに、社会課題を解決する新たな価値の創出・提供を目指してまいります。

(注1)一般的に、開放型店舗や工場の出入り口等における外気侵入または温度ロスを防ぐため、強力に風を噴流することで、カーテンのような効果を得られる機器。
(注2)5m×5mのゾーンにおいて、エアカーテン有と無の条件で、ゾーン内部の温湿度条件が同じになるとした場合の条件で試算をしています。

別紙

以上

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