プレスリリース
カタール国 送電水道公社および発電造水会社との電力分野における技術協力に関するパートナーシップ協定の締結について
2024年03月07日
中部電力株式会社
株式会社JERA
中部電力株式会社(以下「中部電力」)は、カタール送電水道公社(KAHRAMAA、以下「カーラマ」)と、株式会社JERA(以下「JERA」)は、カタール発電造水会社(Qatar Electricity and Water Company Q.P.S.C、以下「QEWC」)との間で、それぞれ電力分野における技術協力に関するパートナーシップ協定(以下「本協定」)に合意し、昨日、覚書を締結しました。
本協定は、中部電力が2007年よりカーラマおよびQEWCと締結している協定をカーラマとの間で更改するとともに、発電に関する技術協力について、JERAが新たにQEWCと覚書を締結するものです。
これまで中部電力は、カーラマに対して電力システムに関する技術協力、QEWCに対して発電に関する技術協力の実施に加え、研修生の相互受け入れ等を行うことで、カタール国との長年にわたる関係構築に貢献してまいりました。
またJERAは、長年にわたるLNGの調達やQEWCが出資するガス火力発電・淡水化事業(注)への参画等を通じて、カタール国との良好な関係を構築しております。
中部電力は、本協定に基づき、カーラマと電力システムに関する技術全般、スマート・グリッド、グリーントランスフォーメーション、人財育成・開発等の分野について、技術協力や研修生の相互受け入れ等を行ってまいります。
またJERAは、QEWCと発電技術に関するワーキンググループを設置し、協業による事業機会の拡大を検討します。加えて、QEWCの保有するラス・アブ・フォンタス発電・造水プラントにおける安全管理や作業品質の向上、環境保全の推進に関する技術協力を実施します。
両社は、本協定を通じて、引き続きカタール国とのより一層の関係強化に取り組んでまいります。
(注)ラスラファンB・ガス火力IWPP事業、ラスラファンC・ガス火力IWPP事業、ウム・アル・ホール・ガス火力IWPP事業、メサイード・ガス火力IPP事業
(左から、中部電力 佐藤 裕紀 専務執行役員、カーラマ Abdullah Mohsen al-Wahidi取締役)
(左から、JERA 渡部 哲也 取締役副社長執行役員、QEWC Mohammed Nasser Al-Hajiri 代表取締役社長)
【参考1】カーラマの会社概要
社名 |
KAHRAMAA |
---|---|
本社所在地 |
カタール・ドーハ |
代表者 |
Essa Bin Hilal Al- Kuwari |
設立 |
2000年 |
事業内容 |
送電、水道、その他電力関連事業 |
事業エリア |
カタール国全土 |
ホームページ |
【参考2】QEWCの会社概要
社名 |
Qatar Electricity and Water Company Q.P.S.C |
---|---|
本社所在地 |
カタール・ドーハ |
代表者 |
Mohammed Nasser Al-Hajri |
設立 |
1990年 |
事業内容 |
発電・造水事業 |
事業エリア |
カタール国全土 |
ホームページ |
以上