プレスリリース

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インドOMC社への増資について

2024年11月13日
中部電力株式会社

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当社は、当社の関連会社で、インドにおいて分散型電源・グリッド(注)事業を展開するOMC Power Private Limited(以下「OMC社」)への増資(以下「本増資」)を決定し、昨日完了しました。

OMC社は、電力供給が脆弱なインドのウッタル・プラデーシュ州において、太陽光発電を中心としたクリーンな電力を蓄電池等と組み合わせて安定的に供給することにより、脱炭素と地域の人々のWell-beingの向上に貢献しています。OMC社は、当社が2022年9月に出資した以降も、インド国内において事業を拡大し、現在、合計約2.5万kWの太陽光発電を保有しています。

本増資により、OMC社は、ウッタル・プラデーシュ州政府が積極的に進める病院や大学等の公共施設を対象としたルーフトップソーラー事業および通信タワー向け等の電力インフラ整備事業を加速することで、さらなる収益基盤拡大と企業価値向上を図ってまいります。

また、本増資により、当社は、OMC社の筆頭株主となります。これを踏まえ、当社から派遣する非常勤取締役を現在の2名から3名に増員するとともに、OMC社に当社社員を派遣し、OMC社の事業拡大および効率的な事業運営を支援してまいります。

当社は、グローバル事業において、グリーン領域、ブルー領域、小売・送配電・新サービス領域および新技術領域の4領域を最適に組み合わせることで、脱炭素社会の実現に貢献するとともに、さらなる収益拡大に取り組んでまいります。

(注)分散型電源・グリッド
既存の大規模送電系統とは接続せず、独自で発電から送電・配電までを行う、小規模な発電設備と送配電設備の総称。

別紙

以上

別紙

OMC社の概要

会社名

OMC Power Private Limited

本社所在地

インド共和国 グルグラム

設立

2011年

事業内容

分散型電源・グリッド事業

事業エリア

ウッタル・プラデーシュ州

代表者

Rohit Chandra(Managing Director & CEO)

【事業エリア】

事業エリアの図

【通信タワー向け等の電力インフラ整備事業】

通信タワー向け等の電力インフラ整備事業の写真

【ルーフトップソーラー事業】

ルーフトップソーラー事業の写真

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