プレスリリース
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水道スマートメーターを活用した漏水判定実証実験に関する協定の締結
2025年12月16日
中部電力株式会社
当社は、本日、豊田市上下水道局(以下「豊田市」)、独立行政法人国立高等専門学校機構豊田工業高等専門学校(以下「豊田高専」)と水道スマートメーターを活用した漏水判定実証実験(以下「本実証」)に関する協定書を締結しました。
豊田市は、中山間地域など小規模な給水区域において、宅内漏水が発生した際の位置特定に時間を要することによる配水池の水位低下の発生が課題となっています。
本実証は、水道スマートメーターから得られる水道使用量データを、当社が提供する電力スマートメーター通信網を通じて、豊田高専が開発する漏水判定プログラムに連係して分析することで、宅内漏水などの異常を早期に検知し、迅速な現場対応を目指すものです。
今後、3者は、漏水判定のしくみを確立し、豊田市の迅速な現場対応による配水池の水位低下を早期に防ぐことで、業務効率化といった行政サービスにおける課題解決に加え、水道利用者の利便性向上を目指していきます。
1.本実証期間
2025年12月16日~2027年3月31日
2.本実証箇所
豊田市旭地区下中切配水区域(95件)
3.本実証項目
- 水道スマートメーターの水道使用量データをAIで解析することによる、宅内漏水の早期発見が可能かどうかについての検証
- 宅内漏水があった際に給水区域全体への影響についての検証(例:大規模断水の可能性など)
4.本実証イメージ

以上