プレスリリース
ミライズエネチェンジ株式会社およびその子会社による民事再生手続開始の申立てについて
2026年05月19日
中部電力株式会社
中部電力ミライズ株式会社
中部電力株式会社(以下「中部電力」)および中部電力ミライズ株式会社(以下「中部電力ミライズ」)は、本日、中部電力ミライズの子会社(中部電力の連結子会社)であるミライズエネチェンジ株式会社(以下「ミライズエネチェンジ」)およびその子会社3社(注)(以下4社をあわせて「ミライズエネチェンジなど」)が、各社において民事再生手続開始の申立てをおこなうことを決議または決定し、東京地方裁判所に申立てをおこないましたので、お知らせいたします。
ミライズエネチェンジなどは、今後、再生手続の下でEV充電サービスを継続するとともに、事業の再建を目指します。
中部電力および中部電力ミライズは、本件を厳粛に受け止めるとともに、関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけすることを深くお詫び申し上げます。
(注)ENECHANGE EVラボ株式会社、EV充電インフラ1号合同会社、EV充電インフラ2号合同会社
1.申立ての理由
ミライズエネチェンジなどは、EV充電事業の拡大を目指し、事業を展開しておりましたが、EVの普及の進展が当初の想定を下回り、充電器の稼働率が低水準にとどまったことから、充電収益を十分に確保できない状況となりました。また、EV充電器の設置コストが上昇した結果、ミライズエネチェンジなどが負担するコストが増加いたしました。
この状況を踏まえ、ミライズエネチェンジなどは、固定費の削減などをおこなうとともに、追加の資金調達を含め事業継続を模索してまいりましたが、EV普及の進度、充電器稼働率などの外部環境が不透明な中で、追加の資金調達が困難となり、自力での事業の収益化は困難と判断いたしました。
このような状況の中、2026年5月20日以降に弁済期が到来する債務を弁済する目途が立たなくなったことから、ミライズエネチェンジなどは、再生手続によりEV充電サービスを継続しつつ事業の再建を目指すこととし、再生手続開始の申立てに至りました。
2.負債総額
約4,745百万円(2026年5月13日現在)
3.ミライズエネチェンジなどの概要
(1)ミライズエネチェンジ株式会社
| 名称 | ミライズエネチェンジ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン WeWork内14階 |
| 代表者 | 代表取締役社長 古田 裕和 |
| 事業内容 | EV充電サービス事業 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立年月日 | 2025年1月24日 |
| 株主および持株比率 | 中部電力ミライズ株式会社 51% ENECHANGE株式会社 49% |
(2)ENECHANGE EVラボ株式会社
| 名称 | ENECHANGE EVラボ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン WeWork内14階 |
| 代表者 | 代表取締役社長 内藤 義久 |
| 事業内容 | EVインフラ整備事業 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立年月日 | 2022年10月3日 |
| 株主および持株比率 | ミライズエネチェンジ株式会社 98% 飛宏科技日本株式会社 2% |
(3)EV充電インフラ1号合同会社
| 名称 | EV充電インフラ1号合同会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン WeWork内14階 |
| 代表者 | 職務執行者 桐山 智臣 |
| 事業内容 | 電気自動車(EV)充電インフラの取得・整備 |
| 資本金 | 10万円 |
| 設立年月日 | 2023年2月21日 |
| 株主および持株比率 | ミライズエネチェンジ株式会社 100% |
(4)EV充電インフラ2号合同会社
| 名称 | EV充電インフラ2号合同会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン WeWork内14階 |
| 代表者 | 職務執行者 桐山 智臣 |
| 事業内容 | 電気自動車(EV)充電インフラの取得・整備 |
| 資本金 | 10万円 |
| 設立年月日 | 2024年1月12日 |
| 株主および持株比率 | ミライズエネチェンジ株式会社 100% |
4.ミライズエネチェンジなどの株式および出資金の評価額
中部電力ミライズにおいて、ミライズエネチェンジの株式についてすでに評価損を計上しており、備忘価格1,000円を計上しております。
また、ミライズエネチェンジにおいて、ENECHANGE EVラボ株式会社、EV充電インフラ1号合同会社、EV充電インフラ2号合同会社の株式および出資金についてそれぞれすでに評価損を計上しており、各社備忘価格1,000円を計上しております。
5.今後の見通し
ミライズエネチェンジなどは、スポンサーからの支援を受けて再建を図る方針であり、今後、再生手続の下で事業を継続するとともに、フィナンシャル・アドバイザーを通じて広くスポンサー候補者を公募し、スポンサーの選定を進める予定です。
また、スポンサー選定期間中に必要な運転資金については、中部電力ミライズにおいて資金支援をおこなう予定です。
今後、本件が中部電力の連結業績に与える影響については現在精査中であり、開示すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせいたします。
なお、中部電力の2026年3月期の連結決算においては、ミライズエネチェンジなどが保有する固定資産の回収可能性を評価し、特別損失に減損損失を計上しております。
添付資料
以上