プレスリリース

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浜岡原子力発電所5号機の停止期間の延長について

2010年07月29日
中部電力株式会社

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当社は、定期検査中の浜岡原子力発電所5号機(沸騰水型、定格電気出力126.7万キロワット)について、本年7月末までとしていた停止期間を延長することとしましたので、お知らせいたします。

5号機については、昨年8月11日に発生した駿河湾の地震において同号機が他号機に比べ大きな地震記録が観測されており、国のワーキンググループ(注1)における委員からのご意見を踏まえ、地震観測記録や地下構造特性の調査データの分析を進めてまいりました。

これら分析結果を含めたこれまでの検討状況の整理および駿河湾の地震を踏まえた5号機の耐震安全性への影響確認結果について、昨日(28日)開催された国のワーキンググループにて報告いたしました。

昨日のワーキンググループにおいて、5号機の耐震安全性への影響確認結果のうち耐震設計上重要な施設の評価結果については、その分野の専門家による別のワーキンググループ(注2)の場で確認して頂くこととされました。当社としては、5号機の運転再開に向けて、今後、国のワーキンググループへの報告内容などについて地域の皆さまにご説明してまいります。これらの期間としては、2ヶ月程度を考えております。

今後とも、浜岡原子力発電所の安全確保を最優先に、地域の皆さまに信頼していただける発電所を目指してまいります。


(注1)国のワーキンググループとは、総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会耐震・構造設計小委員会地震・津波、地質・地盤合同ワーキンググループのことです。

(注2)別のワーキンググループとは、総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会耐震・構造設計小委員会構造ワーキンググループのことです。

以上

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