プレスリリース

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浜岡原子力発電所の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の地震対策について(経済産業省原子力安全・保安院からの追加指示に対する報告)

2012年02月17日
中部電力株式会社

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当社は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による揺れで東京電力(株)福島第一原子力発電所内の開閉所における遮断器等が損傷したことを踏まえて出された原子力安全・保安院からの指示(注1)に基づき、浜岡原子力発電所の開閉所の電気設備および変圧器設備の設計上の裕度について確認し、2011年7月7日に、その結果を同院へ報告しました。

このたび、東京電力(株)より原子力安全・保安院に福島第一原子力発電所内外の電気設備の被害状況等の原因究明に関する報告がなされ、同院より本報告を踏まえた評価と対策をおこなうことおよび、その実施計画を報告するようにとの指示が2012年1月19日に出されました。

当社は、本指示文書に基づき、浜岡原子力発電所において今後発生する可能性のある地震を入力地震動に用いた耐震性評価をおこなうこととし、その実施計画書を、本日、原子力安全・保安院に提出しましたのでお知らせします。

 

1 原子力安全・保安院の追加指示の内容

(1) 東京電力(株)の追加報告「福島第一原子力発電所内外の電気設備の被害状況等に係る記録に関する報告を踏まえた対応について(指示)に対する追加報告」(2012年1月19日)の解析結果および損傷原因を考慮した上で、原子力発電所等の開閉所の電気設備および変圧器において、今後発生する可能性のある地震を入力地震動に用いた耐震性の評価および対策の追加的な実施を求める。

(2) その実施計画について、2012年2月17日までに原子力安全・保安院に対し報告することを求める。

2 実施計画

実施計画の表

(注1)経済産業省原子力安全・保安院の指示:2011年6月7日に経済産業省原子力安全・保安院により発出された「原子力発電所等の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の地震対策について(指示)」(平成23・06・07原院第1号)
(注2)各設備の耐震性評価の結果、対策が必要となった場合には、対策完了後に追加で国に報告をおこないます。


以上

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