プレスリリース

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電力需給逼迫時のデマンドレスポンスに関する実証試験の実施について

2012年06月05日
中部電力株式会社

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当社は、豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト(注)において、電力需給逼迫への対応を目的とした需要応答(デマンドレスポンス)に関する実証試験を行うことといたしましたので、お知らせします。

本実証試験は、資源エネルギー庁の「平成24年度 次世代エネルギー・社会システム実証事業」の一環として実施するものであり、この度、執行団体である一般社団法人新エネルギー導入促進協議会から補助金の交付決定を受けました。

本実証試験では、電力需給逼迫の想定される時間帯(例えば、夏季の13時から16時など)に限定して、一時的に高い電気料金を疑似的に設定し、前日の電力需要データとともに、お客さまに提示(「見える化」)することで、ご家庭での節電やピークシフトなどの取り組みを促し、その際の電気のご使用状況の変化やこのような仕組みのお客さまへの受け入れやすさなどを検証するものです。

本実証試験を通じて、今後のデマンドレスポンス導入等の検討に活かしていく予定です。

当社はこれまでも、ご家庭のお客さまに対して、昼間の電気のご使用を夜間に移行することを促す「時間帯別電灯」等のメニューの設定や、ホームページ等を活用した節電方法のお知らせなど、電力需要ピーク時の需要抑制について取り組んでまいりました。今後とも、お客さまに効果的に電気をご利用いただけるよう、様々な検討を実施してまいります。

実証実験の概要

実証場所

豊田市内および周辺の一般住宅 最大160軒程度

実証期間

2012年6月から2014年2月(予定)

実証内容

・デマンドレスポンスの実証に必要な電力需要データの伝送および電気料金メニューの表示システムの開発

・デマンドレスポンスの実施による電力使用状況の変化などの検証

(注)豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト

本実証実験は、2010年4月から経済産業省が推進している「次世代エネルギー・社会システム実証事業」の一つである豊田市における「低炭素社会システム実証プロジェクト」の一環として実施するものです。本プロジェクトの詳細は下記のホームページをご参照ください。

豊田市低炭素社会システム実証推進協議会

別紙

以上

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