プレスリリース

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2012年夏季の電力需給実績について

2012年10月02日
中部電力株式会社

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当社は、このたび、国の全国的な節電要請期間の終了を受け、今夏の電力需給実績をとりまとめましたので、お知らせいたします。

今夏は、全国的な原子力発電所の停止により、電力の需給逼迫が懸念された中、当社エリア内のお客さまにも、昨年に引き続き節電のご協力を賜り、安定供給を保つことができました。

お客さまの多大なご協力に深く感謝し、厚く御礼申し上げます。

1 今夏の需要実績について

(1)最大電力

今夏は、当社エリア内にも、当初5%(注)以上の節電目標(2010年夏季の使用最大電力などを基準の目安とする)が設定されたことなどにより、多くのお客さまに節電にご協力いただいたこと、一昨年のような猛暑にならなかったことなどから、最大電力は2,478万kW(7月27日)となり、2010年度猛暑並みの1点最大電力に節電を織り込んだ計算値2,648万kWと比較し、170万kW低くなりました。

(注)国の当社エリアのお客さまへの節電要請として示されたもの。なお、関西電力(株)大飯原子力発電所の再稼働に伴い、7月10日に5%から4%へ、その後7月26日に「数値を伴わない一般的な節電要請」に変更されました。

(2)節電効果

昨年に続き、計画調整契約などによる産業界のお客さまのご協力に加え、一般家庭や業務用のお客さまに至るまで、多くのお客さまに節電にご協力いただいた結果、当社エリア内の節電効果は、当初設定された節電目標を上回る155万kW(6.1%[2010年度との比較、計画調整契約等25万kWを含む])と推定しています。

2 供給力について

当社は、事前に計画した火力機の定期点検の繰り延べや補修時期の調整などを確実に実施し、安定供給に必要な供給力を準備しました。一方、電力需要についても、お客さまの節電へのご協力や気象影響などにより、想定よりも低めに推移しました。

その上で、当社は、電力需給が厳しい関西電力および九州電力の要請に対して、当社エリア内の安定供給に支障がないことを前提に、供給余力の範囲内で最大限の応援融通を行いました。これにより、西日本の安定供給に貢献することができました。

お客さまにおかれましては、今夏も積極的に節電のご協力をいただき、重ねて御礼申し上げます。

別紙

以上

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