プレスリリース

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新名古屋火力発電所8-2号機の営業運転再開

2012年12月17日
中部電力株式会社

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当社は、本日18時00分に、新名古屋火力発電所8-2号機の営業運転を再開しましたので、お知らせします。

新名古屋火力発電所8-2号機は、2012年9月15日17時25分に自動停止し、直後にガスタービン室内で火災が発生しました。(2012年9月15日お知らせ済み2012年9月16日お知らせ済み

その後、ガスタービンを開放し点検を行った結果、ガスタービンの動翼の一部が折損していることが判明したため、原因調査を進めてまいりました。

運転状態や動翼などの部品の調査を行った結果、ガスタービン動翼の折損は、起動時において過渡的に発生する応力の上昇に対して、翼の強度が不足していることが原因と判明しました。

また、この動翼の折損によりガスタービンの振動が大きくなったため、軸受潤滑油が漏洩し、これが高温の排ガスと接触したことにより、火災に至ったものと判明しました。

当社は本日までに、新名古屋火力発電所8号系列(8-1号機から8-4号機)のガスタービン動翼を取り替えるとともに、起動時の運転方法を見直す等により、過渡的に発生する応力の上昇を抑制し再発防止を図りました。

当社は設備の保安管理に万全を期すとともに、引き続き電力の安定供給に努めてまいります。

【新名古屋火力発電所の概要】

所在地

名古屋市港区潮見町34番地

出力

7号系列(7-1号機から7-6号機)
1,458,000kW(243,000kW×6軸)

8号系列(8-1号機から8-4号機)
1,600,000kW(400,000kW×4軸)

発電方式

7号系列:一軸式コンバインドサイクル発電方式
(1,300°C級ガスタービン)

8号系列:一軸式コンバインドサイクル発電方式
(1,500°C級ガスタービン)

以上

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