プレスリリース
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浜岡原子力発電所 使用済燃料乾式貯蔵施設の建設計画の変更について
2014年07月31日
中部電力株式会社
当社は、2008年12月22日に計画公表しました、浜岡原子力発電所 使用済燃料乾式貯蔵施設(注)(以下、「乾式貯蔵施設」という。)につきまして、この度、基本設計が完了し建設計画の変更内容を決定しましたので、その内容についてお知らせいたします。
(注)使用済燃料乾式貯蔵施設:使用済燃料を再処理施設に搬出するまでの間、放射線を遮へいする金属キャスクと呼ばれる容器に使用済燃料を入れ、空気の自然循環で冷やしながら貯蔵する施設。
当社は、2008年12月に乾式貯蔵施設の建設計画について公表し、建設予定地の地質調査を実施するとともに、施設の設計を進めてまいりました。
その後、2013年7月に施行された原子力規制委員会の新規制基準を踏まえ、最新知見を反映して基準地震動Ss1(1,200ガル)を策定いたしました。この基準地震動を考慮して耐震設計を見直した結果、乾式貯蔵施設の耐震性能を強化するため、貯蔵建屋において耐震壁を追加する等の必要があることから、使用済燃料の貯蔵面積が減少します。これにより、貯蔵容量は、当初計画の700トン・ウラン規模(燃料集合体で約4,000体)から400トン・ウラン規模(燃料集合体で約2,200体)になります。
使用開始の目標時期については、当初計画の2016年度から2年延期し、2018年度とします。
今後、準備が整い次第、原子炉設置変更許可申請を行いたいと考えております。
当社は、乾式貯蔵施設の建設計画の変更内容について、地元の皆さまへ丁寧にご説明を行ってまいります。
添付資料
以上