プレスリリース

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ICT機器を活用した電柱等の高度利用に関する実証実験の開始について

2017年05月09日
中部電力株式会社

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当社は、中部エリア内に保有する電柱等にICT機器を設置し、当社業務の高度化や、電柱のIoT化による新たなサービスの開発について検討を行ってまいりました。

本取り組みの一環として、当社は、ソニー株式会社(本社:東京都港区)ならびにソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(本社:神奈川県厚木市)が独自開発したLPWA(注1)の通信技術(以下、「ソニーのLPWA技術」)(注2)を用いた実証実験を行うことといたしましたので、お知らせします。

ソニーのLPWA技術は、他のLPWA通信技術に比べ移動体との通信に強く、長距離通信が可能という特徴があり、本技術を使って当社従業員・車両の移動情報を把握することによる業務効率化や、山間部巡視等における安全管理、山間部を含めた送配電設備の広域監視等への活用が期待されます。

2017年夏頃より、ソニーのLPWA技術を採用したネットワーク環境を愛知県豊田市全域にわたって構築し、活用の可能性について検証してまいります。

また、このたび当社が愛知県豊田市内で構築するネットワーク環境を活用し、電柱のIoT化による新たなサービスについても、パートナー企業を募集したうえで、検討を進めてまいります。

当社は、一歩先を行く総合エネルギーサービス企業グループとして、ICTの利活用を推進するとともに、AI・IoTなど最新技術を活用した、お客さまの期待を超える新たなサービスをお届けしてまいります。

(注1)Low Power Wide Areaの略。低消費電力で長距離通信、多接続を実現するIoT向け無線技術の総称。

(注2)4月27日にソニー株式会社ならびにソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が発表した920MHz帯を利用した単一方向のLPWA通信技術。

別紙

以上

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