プレスリリース

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お客さま参加型取引サービス「これからデンキ」の開始について

2018年07月23日
中部電力株式会社

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当社は、「カテエネコネクト」の第2弾サービスとして、8月1日から、お客さま参加型取引サービス「これからデンキ」を開始します。

再生可能エネルギーなどの分散型電源や蓄電池の普及、AI、IoT、ブロックチェーンなどの技術革新により、電力取引の形態は、これまで行われてきたお客さまと当社の間での取引だけでなく、個人間や、個人と企業間での取引など、多様化していくことが予想されます。

2019年11月以降、再生可能エネルギーの固定価格での買い取りが順次終了し、電力会社による買取義務はなくなりますが(注)、当社は引き続き、積極的な買い取りを続けることを基本方針としております。

これに加え、当社は、お客さまが自ら発電した電気を様々な形で取引できる場として「これからデンキ」のサービスを提供してまいります。

具体的には、太陽光発電設備により昼間に発電した電気を時間をシフトして自ら利用したり、離れて暮らすご家族や応援したい企業にシェアすることなどができる場を提供いたします。

2019年11月以降、本格的にサービスを展開していく予定であり、詳細が決まり次第、あらためてお知らせいたします。

将来的には、AI、IoT、ブロックチェーン等の最新技術を活用することで、エネルギーだけでなく、お客さまの安全や快適に資するサービスなどを組み合わせて取引できる場の提供についても検討してまいります。

【2018年8月から展開する「これからデンキ」のスタートイベント】

お客さまの生活とエネルギーを身近に感じていただくことを目的に、今年8月より、「これからデンキ」のスタートイベントとして、参加型サービスの体験の場をご用意いたします。これは、「歩くこと」や「サッカースタジアム等での応援」等、お客さまの「日常生活の中で生じるエネルギー」を発電したものとみなし、その電気を自分で使うことができる参加型のサービスです。

当社が独自開発したIoTワイヤレス充電器を通じて、実際にスマートフォンを充電することもできます。なお、本サービスは、スマートフォンアプリをダウンロードすることで、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

こうした取り組みを通じて、「電気」をこれまでの「電力会社から買うだけ」という商品から「誰もが参加できるもの」に変え、日常の中で常に実感いただけるよう努めるとともに、新たなサービスを組み合わせることで、従来のエネルギー事業の枠を超えた新たなビジネスモデルを開発してまいります。

(注)資源エネルギー庁「再生可能エネルギー大量導入・次世代ネットワーク小委員会」の中間整理によると、お客さまが、固定価格買取制度にもとづく買取満了日までに、当社を含めいずれの小売電気事業者とも契約されない場合、暫定的な対応として、一般送配電事業者が無償で引き取ることとなります。

別紙

以上

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