その他の記者会見

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2026年10月度電事連・安井社長記者会見

2026年10月16日
中部電力株式会社

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    本日、私からは、浜岡原子力発電所の基準地震動策定に係る不適切事案に関する再発防止策の取り組み状況についてお話しいたします。

  • 今、当社に対しては、社会やお客さまから、非常に厳しい目が向けられております。
  • 私は、就任以降、御前崎市をはじめとする各市長の皆さま、そして静岡県知事のもとに就任のご挨拶にお伺いしましたが、厳しいご意見を頂戴しました。
  • 皆さまからのご意見、そしてこの現状にどれだけ真摯に向き合い、会社を本当に変えられるかどうかが問われています。
  • 調査委員会の報告書では、一部の組織において、社会や地域の視点よりも社内の論理を優先し、自分たちの判断は正しいと思い込んでしまう、「独自の正当化理論」が事案の背景にあったと指摘されました。
  • その根底には、コンプライアンスと安全を何よりも優先する姿勢、そして異論や懸念を率直に言い合える風土が、当社に根付いていなかったことなどがあり、これは経営の責任であると強く認識しています。

  • 何よりもまず最優先に取り組むことは、お客さまや地域、社会の皆さまをはじめとする多くのステークホルダーの皆さまからの信頼を取り戻すことです。
  • 私をはじめ、経営層1人ひとりが、コンプライアンスと安全を何よりも優先し、心理的安全性が確保された土壌をつくるため、明確に意識・行動を変えてまいります。
  • また、各職場の声を経営が受け止め、都合の悪い話ほど正面から議論し、「正しい判断」を「早く」おこなう流れを私の責任でつくります。
  • そのために、「解体的再構築」を経営の最優先課題とし、「意識・行動の変革」、「組織風土の変革」、「ガバナンス・牽制機能の変革・強化」を、実効性を強く意識し、全社を挙げて進めてまいります。

  • また、失った信頼を取り戻すためには、当社グループが一体となり、日々の事業を通じて社会に貢献し続けることも欠かせません。
  • 電力・ガスを安全、安定、効率的にお届けすることを軸に、お客さまの暮らしと産業を支え続けます。
  • さらに、エネルギー事業で培ってきた現場力や技術・ノウハウを活かし、水や資源循環など、他インフラ領域の課題解決への貢献も進めてまいります。
  • こうした取り組みを一つ一つ積み重ね、社会やお客さまからの信頼を取り戻すとともに、持続的な成長の実現を目指します。

    再発防止策の取り組み状況
  • 次に、再発防止策の取り組み状況についてお話しいたします。
  • 先月14日の会見において、経営改革および再発防止に向けた主な施策の方向性を公表させていただき、実施可能なものから順次着手しております。
  • 今月から全社的な組織風土・企業文化を抜本的に改革するため、私の直下に「組織風土改革推進部」を設置しました。
  • 専任者を中核に、各部門の人財も参画する全社横断的な推進体制を構築し、心理的安全性が高く、前向きな挑戦、健全な異論表明、誠実な意思決定がおこなわれる組織風土、謙抑的な企業風土を実現いたします。
  • 11月からは、外部出身の人財を専任の部長として配置することで、改革を一層推進してまいります。
  • また、原子力部門においては、重要リスク、コンプライアンス、意思決定、調達などを横断的に把握し、本部長などの適切な経営判断を支援するため、今月から「原子力ガバナンス推進部」を立ち上げました。
  • 内部通報に関しては、執行側から独立した監査等委員会への内部通報窓口を今月から新設し、運用開始いたしました。
  • 内部通報の調査・対応プロセスに、全数、外部弁護士の客観的な視点を取り入れる取り組みについても、今月中には運用を開始する予定です。
  • 7月から開始している若手タスクフォースは、第1期の活動が終了し、経営層への報告を踏まえて組織風土改革推進部が、施策の実装に向けた検討を開始いたします。

  • これらの取り組みに加えて、調査委員会からの提言を踏まえた追加対策についても、現在検討を進めております。
  • 組織風土改革については、今後社外の方に評価していただく委員会など外部の視点を入れる仕組みを今年中に設け、改革の成果と実効性について定期的に評価を受けるとともに、委員会がその評価結果を取締役会に提言するなど、外部の視点で牽制する仕組みの継続的な改善を図ってまいります。
  • また、人事制度や人事運用に関して、今後、原子力部門と、専門技術系部門である再生可能エネルギーカンパニー・中部電力パワーグリッドのHRBPとして外部人財を配置し、外部の視点を取り入れてまいります。
  • 引き続きこれらの取り組みを進めていくとともに、調査委員会からの提言を踏まえた再発防止策につきましては、取りまとまり次第、公表させていただきます。


  • 失われた信頼を取り戻すことに近道はないと考えており、信頼回復に向けた取り組みを行動と結果でお示しする他ありません。
  • こうした取り組みを一つ一つ積み重ね、「中部電力は変わった」と認めていただけるよう、私が中部電力グループの先頭に立ち、やり遂げてまいります。
  • 私からは以上です。

資料



以上

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