お知らせ

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今冬における当社事業場の節電の取組みについて

2012年04月24日
中部電力株式会社

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当社は、浜岡原子力発電所の全号機停止を受け、今冬においても電力需給の厳しい状況が続きましたが、ご家庭のお客さま、および企業のみなさまに、節電に多大なるご協力を賜り、安定的に電気をお届けすることができました。お客さまの多大なご協力に改めて深く感謝し、厚く御礼申し上げます。

当社の事業場におきましても、次のとおり節電に取組み、その効果を確認できましたので お知らせいたします。

【当社事業場における節電対策】

暖房温度19度、照明の間引き、昼休み時間・不在時の不必要な照明の消灯などを実施

これらの取組みの効果としまして、各事業場に導入しているエネルギー遠隔管理システム(注1)を用いて12~3月における使用電力量をまとめ、昨年実績と比較(注2)しました結果、「動力(空調など)」でマイナス9%、「電灯(照明など)」でマイナス12%、合計でマイナス10%の削減効果(注3)を確認できました。

なお、中部5県の12~3月の平均気温について昨年と比較し、気温補正(注4)を行った場合の使用電力量の削減効果は、「動力(空調など)」でマイナス10%、「電灯(照明など)」を合わせた合計でマイナス11%と推定されます。

今後とも当社は、電力の安定供給に万全を期すとともに、事業場の節電に取組んでまいります。


(注1)建物の室内環境・建築設備機器運転状態・エネルギー使用量などを遠隔で計測し、電灯設備や空調設備の運用実態を把握するシステムで、設備の運用改善や節電・省エネを促進するツールとして活用できます。同システムは、既に多くのお客さまに利用していただいています。

(注2)全117事業場のうち、12月は55事業場、1月は52事業場、2月は48事業場、3月は50事業場を対象としました。エネルギー遠隔管理システムを導入している事業場のうち、停電や工事がない事業場を対象としました。

(注3)照明設備や空調設備改良工事による高効率化の効果を含んでいます。

(注4)中部5県の平均気温については昨年より12月は1°C余り低く、1月は1°C余り高く、2月は2°C余り低く、3月は1°C余り高く推移しました。冬季の使用電力量は、気温1°Cあたり5%程度の変動があると推定されます。

以上

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