当社は、本日、2018年に策定した「中部電力グループ 経営ビジョン」の達成に向けた具体的な取り組みを、「中部電力グループ 経営ビジョン実現に向けた取り組み」としてまとめるとともに、責任あるエネルギー事業者として、2050年の脱炭素社会の実現に向けた当社グループの新たな挑戦「ゼロエミチャレンジ2050」を定めましたので、お知らせいたします。

新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、暮らしや働き方などの新しい生活様式が浸透するとともに、デジタルトランスフォーメーションや脱炭素化への取り組みが加速することにより、社会構造そのものが大きく変容しています。

とりわけ、2050年カーボンニュートラル実現を目指した国の政策目標が掲げられる中で、次期エネルギー基本計画の検討が進められるなど、エネルギー事業を取り巻く環境は大きな転換点を迎えています。

そのような中においても、当社グループは、各々の事業が、市場やお客さまと向き合い、適切な連携のもと、地球環境に配慮した安全・安価で安定的なエネルギーと、暮らしを豊かで便利にするサービスをセットでお届けするコミュニティサポートインフラの提供を通じて、安心・安全・強靭な暮らしやすい社会の実現に貢献してまいります。

また、脱炭素社会の実現に向け、「ゼロエミチャレンジ2050」のもと、社会やお客さまとともに、エネルギーインフラの革新を通じて「脱炭素」と「安全・安定・効率性」の同時達成を目指してまいります。

具体的には、「2030年までに、お客さまへ販売する電気由来のCO₂排出量を2013年度比で50%以上削減」いたします。また、当社が保有する「社有車を100%電動化（注）」いたします。

さらに、「2050年までに、事業全体のCO₂排出量ネット・ゼロに挑戦」し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

（注）緊急・工事用の特殊車両等を除く

当社グループは、エネルギーの安定供給という変わらぬ使命と社会課題を解決する新しいサービスのお届けを通じて、すべてのステークホルダーの皆さまから信頼いただける企業グループを目指してまいります。

添付資料（1）

中部電力グループ 経営ビジョン実現に向けた取り組み[PDF：7,871KB]

添付資料（2）

ゼロエミチャレンジ2050[PDF：2,423KB]

【参考】

中部電力グループ環境基本方針

以上