プレスリリース

プレスリリース

長野県飯田市にてCO2ゼロエミッションバスの運行を開始します

2021年04月01日
合同会社フリートEVイニシアティブ
中部電力株式会社
丸紅株式会社

記事をシェアする

中部電力株式会社(以下「中部電力」)と丸紅株式会社が共同で設立した合同会社フリートEVイニシアティブ(以下「FEVI」)は、2021年1月15日より長野県飯田市にて行っているEVバスの最適運用に関する実証において、本日より、実質的にCO2ゼロエミッションを実現したEVバスの運行実証(以下「本実証」)を開始します。

本実証では、「メガソーラーいいだ(注1)」に由来する非化石証書を付加した電気を、中部電力ミライズ株式会社がCO2フリーメニュー(注2)として提供することにより、CO2排出量が実質的にゼロとなる「CO2ゼロエミッションバス」を運行します。

FEVIは、本実証を通じて、バスに充電する電気を再生可能エネルギー電源由来とすることによるCO2削減効果の検証や、環境価値評価・市場取引を検討することにより、バス事業者の新たな価値創造に取り組みます。

(注1)所在地:長野県飯田市、出力:1,000kW、想定年間発電量:100万kWh(一般家庭約320世帯分)、運転開始:2011年1月

(注2)発電時にCO2を排出しない再生可能エネルギー電源に由来するCO2フリー価値付きのメニュー

なお、本実証は、2020年2月14日に飯田市(市長:佐藤 健)、信南交通株式会社(代表取締役社長:中島 一夫)および中部電力が締結した「地域循環共生圏構築による持続可能な地域づくりに向けた新たなモビリティの活用実証に係る基本協定」に基づくものとなります。

FEVIは、物流・運輸事業者等の車両電動化を通じて、CO2削減に貢献するとともに、電動車両の蓄電機能を活用したBCP対策や再生可能エネルギーのさらなる活用についても、別途提案を進めていくことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

【本実証の概要】

期間

2021年4月1日~2022年3月31日

場所

信南交通(長野県飯田市内)

内容

バスに充電する電気を再生可能エネルギー電源由来とすることによるCO2削減効果および受容性の検証

役割

【FEVI】
本実証の全体統括、実証の詳細検討・実行
【信南交通】
EVバスの運行、運行データの提供など

以上

ページトップへ