遺伝子検査サービスを提供する「ジェノニクス株式会社」を設立

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学校法人藤田学園（理事長：星長 清隆）の100%出資である株式会社フジタ・イノベーション・キャピタルと中部電力株式会社（代表取締役社長：林 欣吾）は、本日、遺伝子検査サービスを提供するジェノニクス株式会社（以下「新会社」）を設立いたしました。

新会社は、科学的に正しく、直感的に理解しやすい遺伝子検査結果の還元と健康推進を目指したサービス、さらには医療分野への応用に取り組みます。

また、遺伝子分析に係る豊富な知見や人員等のリソースを有するアカデミア（藤田医科大学）発という特徴や、中部電力グループが有する安全性が高いデータプラットフォーム等を活かしたサービスを展開することで、先進的なゲノム健康推進や医療プラットフォームの構築を目指します。

両者は、新会社を通じて疾病予防や積極的な健康推進など医療分野における課題解決に取り組むとともに、地域に根差した活動を連携して進め、地域社会の持続的な発展に貢献してまいります。

【設立の背景】

疾病の予防や健康維持・向上に対する意識の高まりに加え、少子高齢化による医療体制のひっ迫といった社会課題の解決に向け、今後、各個人の遺伝的な特徴をもとにした健康推進、効果的な疾病リスク判断や遺伝学的研究成果を根拠とした治療薬選択など、遺伝子検査の需要が高まることが予想されています。

【具体的な取り組み】

2021年下期より、藤田医科大学病院の患者を対象に、遺伝子分析結果を踏まえた疾病リスク判定や遺伝学的研究成果を根拠とした治療薬選択の指標の提供等のサービスを開始する予定です。将来的には、他の医療機関の患者や企業の健康保険組合との協業を視野に、年次健診データとの連携による健康意識向上に寄与するサービスにも取り組んでまいります。

【新会社の概要】

以上