プレスリリース

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有田川バイオマス株式会社へ出資~和歌山県有田川町におけるバイオマス発電事業に参画します~

2021年12月27日
中部電力株式会社

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当社は、本日、有田川バイオマス株式会社(本社:和歌山県有田郡有田川町、代表取締役:原見 健也、以下「本事業会社」)に対し、匿名組合出資(注)を行いました。

本事業会社は、2021年8月より和歌山県有田郡有田川町において、主に和歌山県産の未利用間伐材等を燃料とする、発電出力900kWの有田川バイオマス発電所(以下「本発電所」)を建設中であり、2022年8月の運転開始を目指しています。

本発電所は、当社初の木質ガス発電方式のバイオマス発電所となります。

また、本発電所では、発電の際に生じた熱を併設するチップ製造工場へ供給し、燃料となる木質チップの乾燥に利用するほか、隣接する温浴施設へ熱供給を行うことで、地域資源のより一層の有効活用に貢献します。

当社グループは、再生可能エネルギーを脱炭素化やエネルギー自給率の向上に資する主力電源の一つと位置付けており、目標として掲げる「2030年頃に320万kW以上の拡大」の達成に向け、引き続き、積極的な開発に取り組んでいきます。

(注)商法で規定される、独立した事業案件へ複数社(匿名組合員)が出資し、その営業から生じる利益を出資割合に応じて分配する出資形態で、匿名組合員は会社経営における権利および義務を有しません。
一般に、当該事業に関わる取引相手に対し名前が顕れないことから「匿名」と呼ばれます。

【本発電所の概要】

所在地

和歌山県有田郡有田川町大字西加九鬼126番 他

発電方式

木質ガス発電

発電出力

900kW

年間発電電力量

約650万kWh(一般家庭約2,000世帯分に相当)

燃料種別

木質チップ(主に和歌山県産の未利用間伐材等)

年間燃料使用量

約1万t/年

運転開始

2022年8月

熱供給先

有田川町かなや明恵峡(みょうえきょう)温泉

【本事業会社の概要】

設立

2020年2月

本社所在地

和歌山県有田郡有田川町大字西加九鬼126番

代表者

原見 健也

事業内容

バイオマス発電事業、熱供給事業等

【発電所完成後のイメージ図】

発電所完成後のイメージ図

以上

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