プレスリリース
静岡県磐田市における施設園芸の高度化に向けた実証実験の開始~農作業の効率化や重油使用量の削減による生産コストおよびCO2排出量の低減~
2026年07月01日
株式会社イーズ
株式会社イーバンス
JA三井リース株式会社
中部電力株式会社
本日、株式会社イーズ(以下「イーズ」)、株式会社イーバンス(以下「イーバンス」)、JA三井リース株式会社(以下「JA三井リース」)および中部電力株式会社(以下「中部電力」)の4者は、静岡県磐田市のメロン農園において、遠隔監視制御システムおよび電気ヒートポンプを活用した施設園芸の高度化に向けた実証実験(以下「本実証」)を開始しました。
近年、農業分野では人手不足や農業従事者の高齢化が進んでいます。加えて、施設園芸においては、作物の生育に適した温度を維持するため、ボイラーなどの設備利用が不可欠で、燃料費負担が大きいことや、重油の燃焼に伴うCO2排出量が多いことなど、さまざまな課題を抱えています。
本実証では、メロン農園のガラスハウス内に、イーバンスが提供する遠隔監視制御システムとイーズが提供する電気ヒートポンプを導入し、中部電力がこれらのシステム統合および実証全体の統括管理を担います。これにより、温度・湿度などの生育環境を可視化し、農作業の効率化や、重油使用量の削減による生産コストおよびCO2排出量の低減を図ります。
さらに、中部電力によるデータ分析および評価を通じて、これらの取り組みによる効果を検証するとともに、JA三井リースにおいては、本実証の成果を踏まえた設備の普及・横展開を見据え、リースなどの金融サービス提供に向けた検討をおこないます。
今後、4者は、施設園芸における生産性向上と環境保全の両立を目指し、農業分野の社会課題の解決に繋がる食料インフラの構築を進めるとともに、持続可能なビジネスモデルの実現とSDGsの達成に貢献してまいります。
別紙
以上
別紙
実証概要
1.実証期間
2026年7月~2027年3月
2.実証箇所
静岡県磐田市のメロン農園 1箇所
3.実証項目
遠隔監視制御システムと電気ヒートポンプの導入による農業生産性の向上効果およびCO2排出量削減効果の検証
4.各社役割
イーズ
- 電気ヒートポンプの提供
イーバンス
- 労働力削減に必要な遠隔監視制御システムの提供、栽培環境データの計測
JA三井リース
- 実証の成果を踏まえたリースなど金融サービスの提供可能性の検討
中部電力
- 実証の統括管理
- データの分析
- 電気ヒートポンプ設備と遠隔監視制御システムの統合に係る検討・提言・調整
- 重油削減量などのデータ計測・評価、労働力削減に必要な遠隔監視制御システムの開発
- エネルギーマネジメント構想に向けた設備仕様の検討・提言
5.実証イメージ
