プレスリリース

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浜岡原子力発電所4号機 フィルタベント設備設置工事の着手について

2013年06月14日
中部電力株式会社

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当社は、本日、浜岡原子力発電所4号機においてシビアアクシデント対策の1つであるフィルタベント設備(注)について、設備を収納するフィルタベント室の掘削工事に着手しましたのでお知らせします。

当社は、2012年3月に原子力安全・保安院(当時)が公表した「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の技術的知見について」を踏まえて、シビアアクシデント対策について実施することを決定しております。(2012年12月20日お知らせ済み

その後、詳細設計や工事計画の検討等を進め、本日、着手しました。

今後、2014年度末の対策完了を目標に、着実に工事を実施してまいります。

また、4号機のその他のシビアアクシデント対策や、3号機、5号機のシビアアクシデント対策に関する工事についても、準備が整い次第着手してまいります。

当社は引き続き、浜岡原子力発電所の安全性をより一層向上させる取組みを着実に進めるとともに、その内容を丁寧にご説明することで、地元をはじめ社会の皆さまの安心につながるよう、全力で取り組んでまいります。

(注)フィルタベント設備とは、万一炉心損傷が発生し、格納容器が過圧される状況になった場合にも、格納容器内の気体をフィルタを通じて放出することにより、格納容器を減圧して格納容器の破損を防止するとともに、大気に放出される粒子状の放射性物質(セシウム等)を低減し、長期の土壌汚染を防止するための設備です。

別紙

以上

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