プレスリリース

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徳山水力発電所1号機の営業運転開始について

2016年03月23日
中部電力株式会社

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徳山水力発電所1号機は、昨年5月の試験運転中に機器の不具合が判明し、運転開始が遅れておりましたが、原因究明と対策を終え、明日、24日から営業運転を開始する運びになりましたので、お知らせいたします。

今回の不具合は、発電機の回転軸の一部に、製作工程において形成された微細な突起が、その軸を乗せて滑らせる固定部と接触して、過剰な摩擦熱が発生し、温度が想定を超え上昇したものです。

突起をなくす対策を施し、試験運転において、正常な運転状態であることを確認しております。

今回の不具合により、多くの皆さまにご迷惑とご心配をおかけしましたこと、あらためてお詫びいたします。

2014年5月に営業運転開始した徳山水力発電所2号機とあわせた徳山水力発電所の最大出力は、161,900kWとなり、揚水発電所を除く、当社の一般水力発電所としては、最大規模の発電所になります。

【徳山水力発電所の概要】

所在地

岐阜県揖斐郡揖斐川町東杉原

水系

木曽川水系 揖斐川

最大出力(注)

1号機:139,000kW、2号機:24,300kW
ただし、同時運転時の合計出力は161,900kW

発電形式

1号機:ダム水路式、2号機:ダム式

最大使用水量

1号機:82.38m3/s、2号機:18.97m3/s
ただし、1,2号機の合計最大使用水量は100.4m3/s

有効落差

1号機:181.96m、2号機:145.71m

着工年月日

2009年10月26日

営業運転開始

1号機:2016年3月24日
2号機:2014年5月15日

(注)試運転結果に基づき、最大出力を当初計画から変更しております。

以上

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