公開情報

2号機 原子炉再循環系配管等の点検結果について

2004年5月28日運転情報2号機

■2号機

3月5日から原子炉再循環系配管等の溶接線の点検を開始しておりましたが、点検対象箇所の溶接線127箇所の点検(注1)が終了し、結果がまとまりましたのでお知らせします。
これまでに、配管内面の3箇所についてひび割れの徴候を確認しておりましたが(平成16年3月30日公表)、その後の点検により、新たに配管内面の1箇所にひび割れの徴候を確認しました。
今後、確認された4箇所のひび割れの徴候については、改良された超音波探傷検査(注2)により深さの測定を実施します。  今後の対応については、測定結果等を踏まえ検討します。
なお、溶接部外表面の浸透探傷検査(注3)の結果、2箇所の溶接線外表面に指示模様(最大長さ約2.5mm)が認められました。今回の定期点検で研削による深さ測定等の調査を行った上で、修理を行う予定です。

(注1)本点検は、電気事業法で定める定期事業者検査として実施しています。

(注2)フェーズドアレイ法、端部エコー法等を用いて検査を行います。

(注3)本検査は、電気事業法で定める定期事業者検査として実施しました。浸透探傷検査とは、材料表面に液体を塗布し、現像液により傷に浸透した液体を表面ににじみ出させて傷を確認する検査。

以上

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