公開情報

5号機 補助ボイラ室における火災報知器作動について(誤報)

2004年3月8日運転情報5号機

■5号機

平成16年3月6日23時21分、5号機建屋内の暖房用等に使用する補助ボイラが設置されている部屋(放射線管理区域外)において、火災報知器が作動しました。
直ちに現場の確認を行ったところ、火災ではないことを確認しました。
火災報知器が作動した原因は、運転中の補助ボイラ(A)の安全弁(F001A)が開き、蒸気を大気へ逃がすとともに、蒸気が凝縮した高温水がボイラ室のファンネル(凝縮水の受皿)に流入し、そこで発生した湯気によるものと思われます。
また、安全弁が開いた原因は、蒸気ヘッダの圧力検出器の不調により、ボイラ本体の圧力が安全弁(F001A)の吹き出し設定値以上に達したものです。
なお、本蒸気には放射能は含まれておりません。

(注)5号機には補助ボイラが2基(A・B)設置されています。
各補助ボイラには、ボイラ内の圧力が上昇した際にボイラ内の蒸気を大気へ逃がすための安全弁が2台設置されており、安全弁及び大気放出配管には凝縮した高温水を排出する配管(ドレン配管)が設置されています。

補助ボイラの概略図

以上

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