公開情報

2号機 原子炉建屋地下2階における水漏れについて

2004年2月5日運転情報2号機

■2号機

平成16年2月5日14時50分頃、運転中の2号機原子炉建屋地下2階の廃棄物処理エリア(放射線管理区域内)にて漏えいを示す警報が点灯しました。運転員が現場を確認したところ、フィルタスラッジ放出混合ポンプ(注1)(A)付近に水たまり(約2m×約2m:最大8リットル)を確認しました。この時、ポンプの運転はしていませんでした。
漏れた水は、ポンプ(A)のシール水(注2)を供給する配管の弁からの漏えいであり、上流側の弁を閉めて漏えいは止まりました。
漏れた水は分析の結果、放射能は検出されませんでした。また、外部への放射能の影響はありません。  今後、当該弁の点検を行います。

(注1)液体廃棄物等を浄化するためのフィルタを洗浄した際の廃液を貯めたタンク内のかくはんを行うポンプ。

(注2)ポンプ内部の流体が外部に漏れ出たり、あるいはポンプ内部へ空気が侵入したりすることを防止するために軸封部に供給している水。

漏えい箇所概要図

漏えいの確認された弁

以上

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