公開情報

1号機 高経年化に関する技術評価のための原子炉内点検(注1)の状況について

2003年12月18日運転情報1号機

■1号機

浜岡原子力発電所1号機は、今回の定期検査において高経年化に関する技術評価のための原子炉内点検を行っています。その一環として、16台あるジェットポンプ(注2)の溶接線について、水中カメラによる目視点検を実施しています。
12月16日より、このうちの4台のジェットポンプについてポンプ内側の溶接線を点検しており、本日(12月18日)、3台のジェットポンプの内側溶接線および溶接線付近にひび割れを確認しました。
引き続き、炉内構造物の溶接線等について目視点検を行ってまいります。なお、ジェットポンプ全体の点検結果については、ジェットポンプの他の部位の点検結果とあわせ、まとめてお知らせします。

(注1)浜岡原子力発電所1号機(平成14年4月26日から第19回定期検査中)は、高経年化に関する技術評価のための原子炉内点検として、シュラウドサポート、ジェットポンプ、炉心スプレイ配管・スパージャなどの炉内構造物について、溶接線等の目視点検を実施中です。(平成15年11月20日公表)

(注2)ノズルから噴出する高圧の冷却水によって周囲の冷却水を駆動するタイプのポンプで、シュラウド外側の冷却水を吸い込み、炉心に供給する。

浜岡1号機 ジェットポンプの概要及びひび割れの状況

以上

ページトップへ