公開情報

3号機 シュラウド下部リング溶接線付近で発見されたひび割れについて(健全性評価)

2003年4月17日運転情報3号機

浜岡原子力発電所3号機の今定期検査(第12回)で計画していたシュラウドピーニング工事の準備作業において、下部リング溶接部付近(H6a外側溶接線の下側)にひび割れが認められました。(注3)

(3月24日公表済み)

このため、ひび割れの認められた下部リング溶接部付近について、超音波による深さ測定を行ってまいりましたが、その結果、ひび割れの深さの平均は約8mm(最大約15mm)でした。また、ひび割れの進展評価とシュラウドの強度評価を当社にて実施し、今後のひび割れ進展を考慮してもシュラウドの健全性が維持されるものと評価しました。
今後、点検結果やそれに基づく評価を取りまとめ、国に報告を行う予定です。
浜岡発電所1~4号機の現在までのシュラウド点検状況は、下に示すシュラウド点検状況表のとおりです。なお、表中に示すように、3号機では、他の国内の原子力発電所でひび割れの認められていた箇所についても目視点検を実施してまいります。

(注3)H6a以外のピーニング工事予定の溶接部(H1上側/下側、H2上側/下側、H6a上側)については、点検によりひび割れの無いことを確認し、現在、ピーニング工事を実施しています。(3月20日公表済み)

シュラウド 概要図

以上

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