公開情報
原子炉冷却材再循環系配管のインディケーションについて
2002年10月30日運転情報4号機
原子炉冷却材再循環系配管(注1)の超音波探傷試験を実施していたところ、溶接部近傍においてインディケーション(キズの兆候)が2箇所認められました。これらのインディケーションは深さが検出されず、ごく浅いものと考えられます。 |
(参考) |
(注1)原子炉冷却材再循環系は、燃料で発生した熱を効率よく取り出すため、原子炉圧力容器の中の冷却水を循環させる系統であり、A系とB系の2系統があります。 原子炉冷却材再循環系は、原子炉冷却材再循環ポンプ、ジェットポンプ及び配管などにより構成されます。 |
事象の概要
浜岡4号機の第7回定期検査において、超音波探傷試験を実施していたところ、インディケーション(キズの兆候)が、A系の2箇所の配管溶接部近傍で認められました。 |
◆原子炉冷却材再循環系の概要
原子炉冷却材再循環系は、燃料で発生した熱を効率よく取り出すため、原子炉圧力容器の中の冷却水を循環させる系統であり、A系とB系の2系統があります。 |
原子炉冷却材再循環系は、原子炉冷却材再循環ポンプ、ジェットポンプ及び配管などにより構成されます。 |
調査の状況
インディケーションは深さが検出されず、ごく浅いものであると判断されます。 |
継手 番号 |
インディケーション | 配管寸法 | ||
---|---|---|---|---|
深さ | 長さ | 外径 | 厚み | |
1 | - | 31mm | 約63cm | 約4cm |
2 | - | 38mm | 約63cm | 約4cm |
表中の「-」は検出されなかったことを示す。
以上