公開情報

原子炉建屋1階における水漏れについて

2002年7月11日運転情報4号機

平成14年7月11日、パトロールにより10時44分頃、4号機給水系注入逆止弁(A)からごく微量(5秒に1滴程度)の水の滴下が認められました。分析した結果、この水から放射能は検出されませんでした。(検出限界以下)
当該弁は、平成14年3月6日に弁本体とその上蓋をボルト締めしている部分(フランジ部)から蒸気のにじみが認められたことから、クランプ(型枠)を取り付けて、充填剤による補修を行っていましたが、今回、充填材と当該弁の隙間等から漏えいしているものと考えられ、現在、充填材の注入等による再補修を予定しています。
なお、外部への放射能の影響はありません。

平成14年7月16日

その後、ボルトの増し締めや充填材の注入を実施したところ、弁フランジボルト(弁本体と上蓋を締めているボルト)とナットの隙間ににじみがわずかに認められる程度となりました。
今後、テレビモニタや温度測定などにより、にじみの状態を監視してまいります。

給水系注入逆止弁(A)を上から見た写真

以上

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