公開情報

原子炉圧力容器復旧作業・圧力抑制室点検作業終了

2003年10月17日点検情報3号機

■3号機

10月17日 原子炉格納容器の復旧(蓋を閉める作業等)を終了しました。
なお、復旧にあたり圧力抑制室 (注1) 内の目視点検を行い異常のないことを確認しました。この際、ひもの切れはし等を確認しましたが、これらによる安全上の問題 (注2) はありません。これらはすべて回収しました。

(注1):

原子炉格納容器下部に位置し、水を貯蔵(約3,800m 3 )している設備。原子炉圧力容器につながる配管の破断事故などで原子炉格納容器内に放出された蒸気を水中に導いて冷却し、原子炉格納容器圧力の上昇を抑制するとともに、非常用炉心冷却系の水源としての機能を有するものです。


(注2):

非常用炉心冷却系の吸い込み口には、ごみ等を吸い込まないようにフィルタ(網目の大きさ約1.5mm角の金網で覆われている)を設置しており、安全上問題となることはありません。


3号機 圧力抑制室外観
(H15年10月撮影)

回収物一覧

種類および形状 針金の切れはし3個
最大のもの:太さ約0.2cm×長さ約6cm
ひもの切れはし2個
太さ約0.6cm×長さ約10cm
太さ約0.3cm×長さ約20cm
ねじ1個
径約0.6cm×長さ約3cm

以上

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