公開情報

5号機 臨界確認検査(社内検査)について

2004年3月17日運転情報5号機

■5号機

3月16日、建設中の5号機において、原子炉起動前の臨界確認検査(注1)の社内検査のため、順次、制御棒(注2)の引き抜きを実施していたところ、15時01分、1本の制御棒が正常に引き抜けない事象が発生しました。
このため、16時54分、検査を一時中止し、制御棒駆動機構の点検を行うこととしました。なお、制御棒については、全て挿入状態となっております。
本事象による外部への放射能の影響はありません。

(注1)あらかじめ想定していた制御棒の引き抜き量で原子炉が臨界になることを確認する検査

(注2)原子炉の出力を調整する機器。運転中に原子炉に制御棒が全挿入されると原子炉は停止します。5号機には205本の制御棒があります。

原子炉格納容器

原子力発電所の概略図

以上

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