公開情報

1号機 シュラウド上部格子板用ベース付近で発見されたひび割れについて

2003年6月17日運転情報1号機

1号機(平成14年4月26日から第19回定期検査中)において、シュラウド(注2)に取り付けられている上部格子板用ベース(注3)付近を水中テレビカメラで目視点検したところ、昨日(6月16日)ひび割れが認められました。
ひび割れは、12個ある上部格子板用ベースのうち、1個の上部格子板用ベースの溶接部付近に認められました。今後、健全性を評価してまいります。
現在までに目視点検した範囲は約60cmであり、その範囲にひび割れが認められました。今後、全周(約11m)にわたり目視点検を行ってまいります。

(参考)

(注1)シュラウドとは、原子炉圧力容器内に装荷されている燃料集合体(炉心)を囲むように設置されている円筒状の機器で、原子炉内の冷却水の流れを分離する仕切板の役割を持ったものです。

(注2)シュラウドの中間部リングの上に上部格子板を設置するための台座

浜岡1号機 上部格子板用ベース付近のひび割れの状況

以上

ページトップへ