破壊原因推定

金属材料の破壊原因推定方法、および破壊原因推定システム

発明の名称

金属材料の破壊原因推定方法、および破壊原因推定システム

登録番号

特許第5855881号

登録日

2015年12月18日

共有者

なし

技術概要

【課題】金属材料の破壊原因を簡易かつ精度よく推定することが可能な方法および装置を提供することを目的とする。【解決手段】破断した金属材料の破壊原因を電子後方散乱回折像法により推定する。破断した金属材料において破断面と垂直な面を測定面とし、この測定面上に電子線を照射して電子後方散乱回折像を取得する。この電子後方散乱回折像に基づいて各照射点における結晶方位を決定し、各照射点における方位差を決定する。そして、測定面を破断面からの深さ方向において所定間隔ごとに複数の区分に分割し、各区分ごとにその区分に属する複数の照射点の方位差の平均値を求め、破断面からの深さを横軸、方位差を縦軸とした座標上にプロットし、このプロットに基づいて方位差曲線を得る。得られた方位差曲線のパターンを、あらかじめ破壊原因の分かっている標準試料を用いて求めた標準方位曲線と比較することにより、破断した金属材料の破壊原因を判定する。

金属材料の破壊原因推定方法、および破壊原因推定システムのイメージ図

提供方法

特許を利用した製品、弊社サービス、特許の利用

詳細説明

なし

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