地域コミュニケーション活動

第17回中部電力環境懇談会を開催しました

2017年08月23日

中部電力では、環境施策全般について、社外有識者から助言・提言をいただく「中部電力環境懇談会」を設置しています。第17回となる中部電力環境懇談会を、8月23日(水曜日)に国立研究開発法人日本原子力研究開発機構の瑞浪超深地層研究所にて開催しました。

瑞浪超深地層研究所では、地下500mの研究坑道をはじめとした「高レベル放射性廃棄物」の地層処分の研究状況について視察いただくとともに、原子力発電環境整備機構(NUMO)の担当者から地層処分に関する「科学的特性マップ」などの地層処分事業の概要についてご説明をいただき、ご意見をいただきました。

委員からいただいた主なご意見

  • 「科学的特性マップ」を、国と協力して地方自治体や地域住民に説明していくには、一般の方々にもわかりやすいよう情報を整理して、根気強く、継続していくしかない。
  • 高レベル放射性廃棄物は、何世代かの未来にわたる話である以上、学校教育も視野に入れて、長いスパンで考えていくべき。
  • さまざまなリスクを考えると、安全対策に100%はないと思うが、最大限100%に近づけていく努力を継続していかなければならない。

中部電力環境懇談会委員

(敬称略、順不同)
氏名 所属
山本 一良(座長) 名古屋学芸大学 学長補佐、ヒューマンケア学部教授
油家 正 元 一般財団法人三重県環境保全事業団理事長
岸田 眞代 NPO法人パートナーシップ・サポートセンター代表理事
北田 敏廣 豊橋技術科学大学 特命教授/名誉教授
國村 恵子 名古屋市水辺研究会 代表
小林 敬幸 名古屋大学 大学院工学研究科准教授
早川 敦子 NPO法人 気象キャスターネットワーク
林 進 岐阜大学 名誉教授
地下500mの坑道内視察風景
地下500mの坑道内視察風景

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