中部電力グループの再生可能エネルギー 記事

発電出力730kW岐阜県郡上市における「内ケ谷水力発電所」の工事着手

発電出力730kW岐阜県郡上市における「内ケ谷水力発電所」の工事着手

中部電力株式会社(以下「中部電力」)は2025年5月7日、岐阜県郡上市において、内ケ谷(うちがたに)水力発電所(以下「本発電所」)の建設工事を開始しました。

本発電所は、岐阜県が郡上市において建設中の内ケ谷ダムから放流される維持用水を活用した、発電出力730kWの水力発電所で、2027年度の運転開始を目指しています。

中部電力は、引き続き、自然環境に配慮しつつ、ダム事業者である岐阜県や郡上市をはじめ、地域の皆さま・関係各所のご理解とご協力をいただきながら、安全を最優先に工事を進めていきます。

中部電力グループは、再生可能エネルギーを脱炭素化やエネルギー自給率の向上に資する主力電源の一つと位置付けており、目標として掲げる「2030年頃に保有・施工・保守を通じた320万kW以上の拡大」達成に向け、引き続き、積極的な電源開発に取り組んでいきます。

内ケ谷水力発電所の概要

発電設備所在地 岐阜県郡上市大和町
水系・河川名 木曽川水系・亀尾島川
発電方式 ダム式(維持流量)
発電出力 730kW
最大使用水量 3.0m3/s
有効落差 約34m
想定年間発電電力量 約450万kWh
(一般家庭約1,500世帯分の年間使用電力量に相当)
運転開始予定 2027年度

概略位置図と発電所イメージ図

概略位置図

概略位置図

発電所イメージ図

発電所イメージ図

(注)内ケ谷ダムの事業主体は岐阜県です。

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