プレスリリース

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碧南火力発電所における木質バイオマス混焼発電について

2010年09月17日
中部電力株式会社

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当社は、地球環境問題への取り組みを経営の最重要課題のひとつと位置づけ、環境負荷の低い新エネルギーの導入促進を図るとともに、RPS法(注)の義務量達成に向け取り組んでおります。

こうした取り組みの一環として、当社は石炭を燃料とする碧南火力発電所における木質バイオマスの混焼発電を目指し2009年(平成21年)5月より実証試験をおこなってきました。明日18日から1号機でおこなう試験(4日間程度)をもって、全号機での実証試験が終了し本格運用に移行する見込みとなりましたのでお知らせします。

木質バイオマス混焼発電の本格運用に伴い、CO2排出量を年間約20万トン~30万トン削減できると考えております。

当社は、今後とも、地球環境問題への取り組みを積極的におこない、低炭素社会の実現に貢献してまいります。

(注)RPS法(電気事業者による新エネルギーなどの利用に関する特別措置法)は、電気事業者に対して、一定量以上の新エネルギーなどを利用して得られる電気の利用を義務付けることにより、新エネルギーなどの更なる導入拡大を図るもの。

1 対象発電設備

碧南火力発電所1号機~5号機

  • 所在地:愛知県碧南市港南町2丁目8番2
  • 出力合計:410万kW(1号機~3号機:各70万kW/4号機、5号機:各100万kW)
  • 燃料:石炭

2 木質バイオマス使用量

約30万トン/年(混焼率:約3%)

3 想定発電電力量

約2億~3億kWh/年

4 想定CO2排出削減量

約20万トン~30万トン/年

木質バイオマス混焼までの概略の図

以上

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