プレスリリース

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浜岡原子力発電所 廃棄物減容処理装置建屋(第1建屋)2階における放射性物質を含む堆積物の確認について

2018年01月18日
中部電力株式会社

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2018年1月18日11時00分ごろ、協力会社社員が、廃棄物減容処理装置建屋(第1建屋)2階換気系主排気ユニット(注)(放射線管理区域内)内に設置されたフィルタの点検のためユニット内に入ったところ、粒状の堆積物を発見しました。当社社員が確認したところ、換気系主排気ユニット内の排水枡のまわりの床面に、粒状の堆積物が広がっていることを確認しました。

粒状の堆積物について放射性物質の表面汚染密度を測定した結果、1平方センチメートルあたり105ベクレルの箇所があり、原子炉施設保安規定で定める特別な措置が必要な基準である1平方センチメートルあたり40ベクレルを超えたため、14時00分に人の立入制限措置が必要と判断しました。これを受け、14時09分に実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則第134条第10号に定める報告事象に該当するものと判断しました。

本事象による外部への放射能の影響はありません。

今後、粒状の堆積物を適切に処理するとともに、原因の調査をおこなってまいります。

(注)換気系主排気ユニットとは、建屋内の空気を排気筒から排気する前の空気を浄化するためのフィルタが設置された箱状の装置。

粒状の堆積物の状況の画像

以上

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