プレスリリース

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名古屋市にて水道スマートメータによる水道使用量自動検針の試験導入を開始します

2021年05月06日
名古屋市上下水道局
中部電力株式会社

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名古屋市上下水道局と中部電力株式会社(以下、「中部電力」)は、2020年3月26日に締結した「水道スマートメータによる水道使用量自動検針の試験導入に係る協定」に基づき、本日より、名古屋市内の集合住宅(124戸)にて、水道スマートメータによる水道使用量自動検針の試験導入(以下、「本取り組み」)を開始しました。

本取り組みでは、電力スマートメータの通信網を活用し、安定的に水道使用量データを取得できることを確認することに加え、水道使用量の「見える化」や漏水の早期発見など、取得した水道使用量データの利活用に関する検討を進めてまいります。
また、本取り組みで得られた知見をもとに、水道スマートメータによる水道使用量自動検針の将来的な本格導入に向けた検討を進めてまいります。

両者は、先端技術を活用したインフラの構築・運用を進めていくことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

1 試験概要

実施場所:北区および熱田区の集合住宅 各1棟 
試験期間:2021年5月6日~2024年3月31日

2 水道使用量の自動検針

集合住宅の各水道メータを水道スマートメータに取り替え、中部電力が保有する電力スマートメータの通信ネットワークを活用することで、水道使用量データの定期的な遠隔取得を行います。

水道使用量の自動検針のイメージ図

3 水道使用量データの活用例(漏水の早期発見)

通常、夜間・不在時等の水道を使用しない時間帯は、使用量がゼロになりますが、漏水している場合、常に一定以上の使用量が発生します。水道使用量データを定期的に取得することで、漏水の早期発見が期待できます。

通常時と漏水発生時の水道使用量グラフ

以上

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