プレスリリース

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ACWA Powerとの脱炭素分野における包括的協力に関する覚書の締結について

2025年10月29日
中部電力株式会社

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当社は、世界最大の海水淡水化事業者であり、中東最大のIPP(注)事業者であるACWA Power Company(以下「ACWA Power」)と、再生可能エネルギーを始めとする脱炭素分野において包括的に協力していくことに合意し、昨日、覚書(以下「本覚書」)を締結しました。

ACWA Powerは、中東や中央アジアをはじめ、世界15か国で発電および海水淡化プラント事業などを展開しています。同社のポートフォリオは操業中、建設中あるいは開発中を含む108のプロジェクトで構成され、投資額は1,140億米ドル、発電能力は93GW(内52GWが再生可能エネルギー)、海水淡水化能力は日量900万m3です。同社は、再生可能エネルギー、高効率コンバインドサイクル、グリーン水素、海水淡水化などの新規プロジェクトを通じて、2030年までに全世界の事業規模を現在の約3倍に拡大し、資産規模を2,500億ドルに引き上げるという戦略を掲げています。

両社は、本覚書に基づき、両社の脱炭素事業に関する技術を組み合わせ、海外での再生可能エネルギーを始めとする脱炭素分野での協業を通じて、世界の脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

当社は、グローバル事業において、再生可能エネルギーを中心としたグリーン領域、脱炭素に関するブルー領域、小売・送配電・新サービス領域およびフロンティア領域の4領域を最適に組み合わせることで、脱炭素社会の実現に貢献するとともに、さらなる収益拡大に取り組んでまいります。

(注)Independent Power Producerの略。独立系発電事業者。

覚書締結の様子

覚書締結の様子
左から順に 中部電力 グローバル事業本部 本部長 専務執行役員 佐藤 裕紀
ACWA POWER Deputy Group CFO Atanu Das

参考:ACWA社の概要

社名

ACWA Power Company

代表者

Chief Executive Officer/ Marco Arcelli

設立

2004年

本社所在地

サウジアラビア王国 リヤド市

事業内容

中東・アジア・アフリカなどにおける再生可能エネルギー事業、海水淡水化、グリーン水素およびアンモニア製造など

以上

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