プレスリリース
外部電源式アイドリングストップ給電スタンド事業等の終了について
2012年02月06日
中部電力株式会社
当社は、2010年5月より、CO2削減による地球温暖化防止の取り組みとして「外部電源式アイドリングストップ給電スタンド事業」(以下、「給電スタンド事業」といいます。)を行ってまいりました。(2010年4月22日お知らせ済み)
しかしながら、昨年11月に事業パートナーである東京電力株式会社が、経営合理化により2011年度中の給電スタンド事業終了を決定しました。この影響で、当社は、東京電力株式会社が保有・運営し、相互運用している多くの給電スタンドや顧客管理システムが利用できなくなる見込みです。こうした状況を踏まえ、当社は、今後の給電スタンド事業の継続は困難であると判断し、事業を終了することを決定いたしました。
これに伴い、ニチレイグループの物流センターで実施してきた、低温物流ネットワークにおける「外部電源式冷凍トラック用アイドリングストップ給電システム」の導入効果の検証(2011年1月18日お知らせ済み)についても終了することといたしました。
今後は、本年3月31日をもって給電スタンド事業の営業を終了し、事業の終了に伴う給電スタンド等の処理手続きを実施いたします。
運送事業者さまには、ご愛顧をいただき、誠にありがとうございました。また、駐車場オーナーさまを始めとした関係者の皆さまには、多大なご協力をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。
別紙
以上
別紙1
外部電源式アイドリングストップ給電スタンド事業等の概要
1 外部電源式アイドリングストップ給電スタンド事業
(1)事業概要
外部電源式アイドリングストップ給電スタンド事業は、当社と駐車場オーナーさまが共同で、トラックステーションやパーキングエリア等に給電スタンドを設置し、待機しているトラックに電力を供給するサービスです。
給電スタンドをご利用いただくことにより、エンジンを切ったままでも運転室の冷暖房や冷凍冷蔵ユニットの稼働が可能となり、アイドリングストップによるCO2排出量や燃料費の削減を図ることができます。この事業には、東京電力株式会社が先行して参画しており、給電スタンド等の相互運用を行って参りました。
(2)給電スタンド設備
設置箇所 |
基数 |
提供 |
運用開始時期等 |
---|---|---|---|
伊勢湾岸自動車道刈谷PA |
5基 |
運転室用 |
2011年3月29日 |
(株)ロジスティクス・ネットワーク春日物流センター |
1基 |
荷室用 |
2011年8月より導入効果実証活動に利用 |
(株)ロジスティクス・ネットワーク船橋物流センター |
1基 |
荷室用 |
|
合計 |
7基 |
|
|
(注1)NEXCO中日本・高速道路関連社会貢献協議会の支援により設置
(注2)東京電力株式会社との共同設置
(3)サービス利用者
運送事業者8社 トラック31台
2 外部電源式冷凍トラック用アイドリングストップ給電システムの導入効果検証
目的 |
給電システム導入による、CO2排出量の低減、 |
---|---|
実施場所 |
ニチレイグループ(株) ニチレイグループ(株) |