プレスリリース

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低レベル放射性廃棄物の輸送について

2013年03月01日
中部電力株式会社

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当社は、浜岡原子力発電所で保管している低レベル放射性廃棄物を青森県六ヶ所村の日本原燃株式会社低レベル放射性廃棄物埋設センターに向けて輸送します。

このため、発電所から御前崎港の当社専用岸壁まで、低レベル放射性廃棄物の陸上輸送を下記のとおり予定していますのでお知らせします。

1 輸送予定日

2013年3月4日(月)~3月5日(火)

2 輸送区間

浜岡原子力発電所~御前崎港当社専用岸壁

3 輸送数量

輸送容器:150個(ドラム缶8本入り)〔ドラム缶1,200本(充填固化体)〕

4 輸送方法

発電所構内の廃棄物減容処理装置建屋(第2建屋)でドラム缶入り輸送容器をトラック1台につき1個積載し、トラック2台を1隊列とし、御前崎港当社専用岸壁まで隊列輸送します。なお、御前崎港から日本原燃株式会社低レベル放射性廃棄物埋設センターまでは低レベル放射性廃棄物専用運搬船(青栄丸)およびトラックで輸送します。

解説

以上

解説1

低レベル放射性廃棄物輸送の概要

当社は、日本原燃株式会社との低レベル放射性廃棄物埋設契約に基づき、低レベル放射性廃棄物を日本原燃株式会社低レベル放射性廃棄物埋設センター(青森県六ヶ所村)へ輸送しています。

今回輸送する低レベル放射性廃棄物

今回輸送する低レベル放射性廃棄物は、不燃性の雑固体廃棄物をドラム缶に収納後モルタル充填して固めたもの(充填固化体)です。輸送にあたり、低レベル放射性廃棄物埋設センターに埋設するための基準に適合していることについて、外観、線量当量率等による独立行政法人原子力安全基盤機構の確認を受けたものです。

今回の輸送に使用する輸送容器の概要

型式

輸送物の総重量
(内、輸送容器重量)

大きさ

ドラム缶
収納本数

LLW-1型

約7.5トン以下
(約1トン)

縦3.2m×横1.6m×高さ1.1m

8本

輸送容器は、法令に基づいて設計され、製作時に日本海事検定協会の安全性確認検査に合格したものを使用しています。

輸送容器の所有者は原燃輸送株式会社です。

今回の輸送に使用する運搬船の概要

船名

全長

全幅

載貨重量

最大積載可能輸送容器数
(ドラム缶本数)

青栄丸

約100m

約16m

約3,000トン

384個
(3,072本)

運搬船「青栄丸」の所有者は原燃輸送株式会社です。

今回の輸送において、青栄丸のむつ小川原港への入港は2013年3月7日(木)の予定です。

今後の輸送計画

2012年度の低レベル放射性廃棄物の輸送は、今回の輸送をもって終了です。

なお、2013年度の具体的な輸送計画については、今後、関係各所と調整を行ない策定する予定です。

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