プレスリリース
株式会社シーエナジーの完全子会社化、同社への当社空調設備受託事業の移管および増資による資本強化について
2013年07月31日
中部電力株式会社
当社は、グループ会社である株式会社シーエナジー(以下「シーエナジー」)について、同社を完全子会社化したうえで、当社の空調設備受託事業(注1)の移管、および増資による資本強化を行う方針を決定いたしましたのでお知らせいたします。
シーエナジーは、当社グループにおけるエネルギーサービス分野を担う会社として、これまで、LNG販売事業、オンサイトエネルギーサービス(注2)、ESCO事業(注3)等を通じて、省エネ・省コスト・CO2削減などのお客さまのニーズに幅広くお応えしてまいりました。
今後、エネルギーサービス分野における競争の激化が予想される中で、お客さまにご満足いただけるサービスを提供していくためには、当社グループの競争力・販売力の強化を図る必要があります。
このため、まず、シーエナジーの事業運営を迅速かつ機動的に実施できる体制を構築するために、同社を完全子会社化いたします。
また、そのうえで、当社の空調設備受託事業を、類似事業をすでに展開しているシーエナジーに移管し、より効率的な業務運営を行うとともに、同社が今後大規模案件への投資に対応できるよう、増資により財務基盤の強化を図ってまいります。
1 完全子会社化の概要
当社は、シーエナジーを当社の完全子会社とするため、当社以外の株主の合意を前提として、その保有するシーエナジー株式を買い取る方針です。今後、当社以外の株主との協議を進め、合意が得られ次第、すみやかに手続きを進めてまいります。
(1)買取完了日 |
2013年8月下旬(予定) |
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(2)買取株式数 |
東邦瓦斯株式会社 11,180株 岩谷産業株式会社 8,568株 中部瓦斯株式会社 1,900株 株式会社中部プラントサービス 1,720株 株式会社シーテック 1,720株 計 25,088株 |
(3)参考 |
7月31日時点でのシーエナジーの発行株式数:93,200株うち当社の保有株式数:68,112株(73%) |
2 当社の空調設備受託事業の移管の概要
会社分割の方法(当社を分割会社、シーエナジーを承継会社とする吸収分割)により当社の空調設備受託事業をシーエナジーに移管いたします。
(1)吸収分割契約締結日 |
2013年7月31日 |
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(2)吸収分割効力発生日 |
2013年10月1日(予定) |
(3)分割対価 |
シーエナジー普通株式26,000株 |
(4)分割事業の概要 |
分割事業の売上高(2012年度実績) 5.7億円 分割する資産の想定額(2013年9月末想定) 13億円 |
3 増資の概要
シーエナジーにおいて増資を実施し、当社が新たに発行される株式を全数引き受けます。なお、増資の詳細については、シーエナジーの株主総会において正式に決定いたします。
(1)増資金額 |
80億円 |
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(2)シーエナジー株主総会開催日 |
2013年9月中旬(予定) |
(3)払込期日 |
2013年10月1日(予定) |
参考
以上
参考1
当事会社の概要
商号 |
中部電力株式会社 |
株式会社シーエナジー |
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事業内容 |
電気事業他 |
LNG販売、オンサイトエネルギーサービス事業他 |
設立年月日 |
1951年5月1日 |
2001年4月2日 |
本店所在地 |
名古屋市東区東新町1番地 |
名古屋市中区新栄二丁目19番6号 |
代表者 |
代表取締役社長 水野 明久 |
代表取締役社長 山田 登紀彦 |
資本金 |
4,307億円 |
36億円 |
(注1) お客さまの施設内に空調設備を設置・所有し、当該設備の運転監視および保守・修繕を行う事業
(注2) 発電設備、受変電設備、冷温熱設備等のユーティリティ設備の設計・施工・所有・運転・メンテナンスサービス
(注3) お客さまのエネルギー利用に必要な機器の選定・調達・施工・運転・メンテナンス・計測・検証から資金調達までのエネルギーに関する課題解決に向けたトータルサービス