成果・取り組み紹介

ガス調理器具の効果的な湯沸かし方法~「カテエネ研究所」での情報発信~

背景と課題

先端技術応用研究所では、お客さまが楽しみながら省エネに取り組んでいただくことを目的に、暮らしの豆知識について、省エネや快適性の効果を確認するための各種実験を年4回行っています。

実験の目的

今回の実験では、ガスコンロでお湯を沸かすにあたり、調理器具別(鍋、フライパン、やかん)ではどれが早く、より少ないエネルギーで沸くかを比較しました。また、鍋について、蓋の有無や攪拌の効果を把握しました。

実験結果

鍋に蓋をすることで最も時短・省エネとなり、また蓋がない場合でも、点火してから30秒間だけ攪拌すると、鍋の中の水の対流が促進されて水温上昇が大きくなり、時短・省エネとなる場合があることが明らかとなりました。

「カテエネ研究所」(2021年8月掲載「鍋・フライパン・やかん、いちばん早く沸騰するのはどれ?」)
「カテエネ研究所」
(2021年8月掲載「鍋・フライパン・やかん、いちばん早く沸騰するのはどれ?」)
蓋の有無による加熱時間とガス消費エネルギー量の比較
蓋の有無による加熱時間とガス消費エネルギー量の比較

掲載先

  • 各種実験の結果は、中部電力ミライズが提供するお客さま向けWEBサービス「カテエネ」(注)のコラム「カテエネ研究所」に掲載されています。

(注)「カテエネ」は、下記URLから会員登録することで閲覧できます。
https://katene.chuden.jp/

過去に掲載した「カテエネ研究所」コラムタイトルの一例

時期 コラムタイトル
2020年8月 暑い夏、換気をしながら快適に過ごすには?
2020年11月 いろいろなタイプの掃除機、どれを選べば良いの?
2021年1月 効率の良い暖房活用法って?
2021年2月 照明は「つけっぱなし」と「こまめに消す」、どちらがおすすめ?

開発者のひとこと

これからも、お客さまや社会のニーズを捉え、より関心をもっていただけるようなテーマの情報発信に取り組んでいきます。

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