成果・取り組み紹介
MRによる三次元映像技術による遠隔コミュニケーション
背景と課題
これまで長年にわたり映像出力技術の主流だったディスプレイ型映像技術に代わり、次世代型映像技術であるMR(Mixed Reality)技術が注目され始めています。
同時に、テレワークやWEB会議が増加する一方で、対面式に比べ、親密感の乏しさや空間的な距離感を感じてしまうといった課題があります。
開発の目的
3次元ホログラムによる新たな遠隔コミュニケーションシステムを実現しました。
仕様

製品の特長
- 360度どの角度からも見ることができ、全身を映すことが可能
- リアルタイムかつ双方向に映像を映すことが可能
- 人だけでなく、物や空間も共有することが可能
- 3次元映像の保存や再生も可能
解説動画
適用先
- 実際に対面しているかのようなWeb会議の実現
- リモートによる実技研修や体験型教育の実現
- 実作業現場を共有できるリモート監視や遠隔作業支援の実現
共同研究先
株式会社プロノハーツ
開発者のひとこと
新型コロナウイルスの蔓延に伴い、気軽に人と対面しにくくなり、何か物足りなさのようなものを感じていました。
それなら、リモートでも対面と同じようにできれば良いのではという想いで研究を開始しました。
今後も、人と人とを繋ぐようなテーマについて研究していきたいと考えています。